ガーデニング(園芸)用語辞典
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炭酸同化作用
たんさんどうかさよう光合成とは、緑色植物及び光合成細菌が光のエネルギーを用いて水と二酸化炭素(無機物)から有機物と酸素を合成する過程を意味する。「光(ひかり)合成」とも言う。
植物の葉にある「葉緑体」と言う部分に日光が当たると、空気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水を使い有機物(でんぷん)と酸素を作る。作られた有機物は、葉で糖に変えられ植物の成長が盛んな部分や果実へ送られ、酸素は葉の表皮に見られる気孔から放出される。ちなみに植物の中でも緑色を持たない葉は、葉緑体を持たないため光合成を行なうことができない。
また植物も呼吸をしており、気孔で酸素を吸って二酸化炭素を出している。呼吸は晴れた昼間も雨の日や夜も行なわれる。晴れた昼間は光合成の働きの方がはるかに盛んなため、呼吸現象はほとんど目立たない。
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