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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 断根
    だんこん

    断根とは、苗にナイフなどを入れ根を切り詰めることを意味する。断根することにより新根を多く発生させ、主根を増やし、実着きを良くすると言うメリットがある。
    断根をするタイミングは、本葉が育ち子葉が開いた頃が良く、イチゴは断根することで花芽の分化が促進される。断根はメロン、スイカ、きゅうりなどウリ科の野菜の接ぎ木でも行なわれている。通常は台木は根付きで接ぎ木をするが、挿し接ぎや片葉切断接ぎでは台木を断根して培養土に挿し木をする方法もある。断根すると吸水が低下し萎えやすくなるので慎重に行なわないといけないが、接ぎ木後の移植の作業が省略できる。このため作業時間が短縮でき、大量生産をする場合は接ぎ木苗を断根することが多い。さらに断根することで苗の成長の揃いが良くなる効果も。

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