ガーデニング(園芸)用語辞典
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玉づくり
たまづくり玉づくりとは、樹木の剪定方法のひとつで、全体を球状に仕立てられた樹木、または、その仕立て方のことを意味する。「玉(球)仕立て」、「玉物仕立て」とも呼ばれる。
観賞用に育てられている樹木にとって、その美しさや健康状態を保つための剪定は必要不可欠である。剪定には、樹木の種類やその目的により数多くの仕立て方があるが、大きく分けると、自然樹形仕立てと人工樹形仕立ての2つに分けられる。玉づくりは人工樹形仕立てのひとつで、樹木の表面の枝葉を自然にはない形に整える仕立て方である。見栄えが大切な仕立て方であるため、定期的な剪定は重要な役割を占めている。玉づくりの剪定は、比較的伸びやすい上部は深めに刈り込み、地面に近い下部は浅めに刈り込むと形良く仕上がる。
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