ガーデニング(園芸)用語辞典
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タバココナジラミ
たばここなじらみタバココナジラミとは、カメムシ目コナジラミ科に属する昆虫の一種のことを意味する。植物の汁を吸うことで被害をもたらす農業害虫である。体長は1mm前後で、葉を吸汁し、排泄物に黒いすすが発生し、葉や果実に影響を与える。
タバココナジラミは世界中で生存しており、系統も分かれているが、日本で見られる物は海外からの侵入だと言われている。主に高温の時期に活動が活発になり、極寒の地域では越冬できない。被害を与える植物は、トマト、インゲンマメ、枝豆などで、被害に遭うといずれも商品性が低下する。
防除するためには薬剤が効果的であるが、それ以外にも、ネットをかけて成虫の飛来を防ぐ、また、周辺の除草を徹底したり、コンパニオンプランツを植えたりすることも有効である。
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