ガーデニング(園芸)用語辞典
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立ち性
たちせい立ち性とは、植物の枝や茎が、縦方向へ直立して伸びていく性質のことを意味する。これに対し、茎が立たず横方向に地面に這うように広がる性質は「這性(はいせい)」、「匍匐性(ほふくせい)」などと呼ばれている。
同じ植物であっても、縦方向に成長する種類と横方向に成長する種類がある場合は区別される。例えばローズマリーには「立ち性ローズマリー」と「這性ローズマリー」が存在する。立ち性ローズマリーは、丈が高くなる性質を持つため、生け垣などに適している。これに対し、横方向に伸びる這性ローズマリーは、ハンギングバスケットや塀などの高さのあるところから下に垂らすと見栄えが良い。
このような植物は他にもタイム、コニファー、サルスベリなどが良く知られている。植えたい場所によって立ち性か這性を選ぶことでより立体的な庭づくりが楽しめる。
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