ガーデニング(園芸)用語辞典
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竹
たけ竹とは、イネ科タケ亜科のうち多年生植物(茎や根などが枯れずに残り越冬して春に芽を出す、2年以上にわたって生存する植物)の大型の植物の総称を意味する。また、一般に小形の物は「笹(ささ)」と言い、熱帯やアジアの温帯に多く分布している。
横に這うように伸びた地下茎からまっすぐ伸びる地上茎を持ち、茎には節がある。また節と節の間は中空であるのが大きな特徴。
竹は地下茎から出た若芽を「竹の子(筍、タケノコ)」と言い、食用として用いられる。花は滅多に咲かないが、数年から数十年の周期で開花し、その後地上茎は枯死する。
竹には、モウソウチク、ハチク、アズマザサ、クマザサなど多くの種類があり、竹細工、・団扇(うちわ)、簾(すだれ)、茶せんなどの工芸品用材の他、建築材料や観賞用、楽器などに広く利用されている。
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