ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
高芽取り
たかめとり高芽取りとは、洋ランなどのバルブの節から出た高芽を本体から切り取り、植え付けて増やす栄養繁殖方法のひとつを意味する。また、高芽は茎から栄養を奪ってしまうため、これを防ぐ目的でも行なわれる。
高芽とは、バルブの節から出た脇芽のことで、デンドロビウムやデンファレは他の洋ランと比べて高芽が付きやすい品種である。出た高芽はそのままにしておけば発根するので、根が4〜5cm程伸びたところで優しく本体から切り離す。切り離した高芽の根もとを水ごけなどで包んで植え付ければ、2〜3年で花が咲き始めるようになる。
高芽取りは4〜6月頃の温かい時期に植え替えと同時に行なうのが理想とされている。もし繁殖を行なわない場合は、高芽から発根する前にナイフや指でかき取るようにすると良い。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。