ガーデニング(園芸)用語辞典
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駄温鉢
だおんばち駄温鉢とは、鉢回りの上部のみに釉薬(ゆうやく)を塗って、約1,000℃の高温で焼いた陶製の鉢のことを意味する。釉薬が塗られた部分は赤茶色をしており、深さ8cm程の浅鉢から、深さ30cmを超える深鉢まで大きさは様々。釉薬が塗られ高温で焼かれていることから堅く割れにくいのが特徴である。また、通気性、排水性に優れ乾燥しにくいため、水分を好む植物の栽培に適した鉢と言える。
一方で、釉薬を塗らずに700〜800℃の温度で焼いた陶製の鉢のことを「素焼き鉢」と言う。鉢自体が水を吸収するため、駄温鉢と比べて乾きやすく割れやすいのが特徴。この他、「テラコッタ鉢」と呼ばれるイタリアで作られていた駄温鉢や素焼き鉢は、デザイン性に優れており人気が高い。
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