ガーデニング(園芸)用語辞典
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台芽
だいめ台芽とは、接ぎ木(つぎき)をした台木(だいぎ)から新しく生じた芽のことを意味する。接ぎ木とは、人為的に切断した2個以上の植物の、切断面同士を接着することであり、接ぎ木した植物の土台となる植物のことを「台木」と言う。この台木から出た新芽が台芽であり、台芽は台木から養分を奪い、台木に接ぎ木した「穂木(ほぎ)」の植物の成長に悪い影響を及ぼすおそれがある。そのため、台芽は新芽の段階で取り去ることが必要。
例えば、接ぎ木する植物として有名なバラの場合、台木は野バラであることが多い。野バラから出た台芽は穂木の生育を悪くし衰えさせてしまうことがあるため、台芽を根本からかき取る作業を行なう。またこの作業のことは「台芽かき」と呼んでいる。
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