ガーデニング(園芸)用語辞典
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台刈り
だいがり台刈りとは、地上茎を地際から地上10cm程のところで切り取る更新作業のことを意味する。「台切り」とも呼ばれ、主に茶樹のせん枝に用いられる。また、地上30〜50cm程の深さで行なうせん枝は「中刈り(中切り)」と呼ばれ、根もとギリギリで切り取る台切りとは区別する。
茶樹は植えっぱなしの状態にしておくと年々枝が細くなり、徐々に良い芽がでなくなる。そのため台切りはおよそ5年に一度のペースで、一番茶摘採後にロータリーカッターなどを用いて行なわれる。茶は非常に生命力の強い樹のため、台刈りをして幹だけにしてしまっても簡単に再生する力を持っている。そして残った地上部の芽の発育が促され、茶樹が若返ることにより、品質の向上や収量の上昇が期待できるようになる。
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