ガーデニング(園芸)用語辞典
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増収率
ぞうしゅうりつ増収率とは、作物に与える肥料を増やした際に、通常の肥料量で育てた場合と比較して、どれ程収穫量が増えたかを意味する単語。また、栽培方法の違いによる効果を比べるときにも「増収率」と言う言葉が使われることがある。
一般的に「増収率」と言えば金融用語として知られる。前の決算の売上高と比べてどれ程増えたのかを表す物であるが、園芸の世界では違う使われ方をするため注意が必要。
増収率は肥料の効率を表していることから、「肥効率(ひこうりつ)」とも言われる他、肥料の利用率、有効化率、吸収率などと使われることもある。そもそも肥料には窒素、リン酸、カリなどが含まれているが、土壌流亡や性質変化、ガス化などによってすべてが植物に吸収されるわけではない。そこで、肥効率を知っておくことは施肥計画の上で重要なプロセスなのである。
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