ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
腺毛
せんもう腺毛とは、植物の表皮に生じた単細胞または多細胞の毛のような物で、特殊な液体を分泌する物のことを意味する。多くの腺毛は先端が棍棒(こんぼう)状のように膨らんでおり、食虫植物が消化液を出す毛や、花の蜜腺の毛のことを指す。
また食虫植物とは、昆虫などの小動物を捕まえて消化吸収する植物のことで、「食肉植物」とも呼ばれている。虫を捕らえるように発達した葉を持っており、その葉の形は様々。有名な食虫植物として、葉に粘液を出す腺毛があるモウセンゴケやムシトリスミレ、葉の一部が細長い袋状になっていて底に落ちてきた虫を消化液で消化するウツボカズラがいる。また、虫が触れると葉を閉じ消化液を出して虫を溶かし消化するハエジゴクなどが挙げられる。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。