ガーデニング(園芸)用語辞典
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全面土壌散布法
ぜんめんさんぷほう全面散布法とは、除草剤を使用する際の散布方法のひとつを意味する。「全面土壌散布法」「土壌表面散布」とも呼ばれる。
除草剤の散布方法には、この「全面散布法」と「雑草茎葉散布」がある。全面散布法は、雑草が発生するより前もしくは発生したばかりの初期に除草剤を土壌表面に散布する方法。土壌表面に処理層が作られることで、出芽した幼芽に水分と薬剤とを同時に吸収させ、発芽とほぼ同時に枯らすと言う効果がある。もう一方の雑草茎葉散布は、雑草の茎や葉に対して除草剤を直接かけ、接触部分の組織から殺草すると言う方法。
全面土壌散布の除草剤には、他の物と比べて効果が長く持続するタイプが多い。散布は10月半ば〜11月下旬を目安とし、水量は10aに対して100L、散布後には、耕うん機や管理機などで軽く耕しておくのが良い。
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