ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
施肥
せひ施肥とは、農作物などの生育を良くするため土壌に肥料を与え養分供給不足を補うことを意味する。
施肥の目的としては、生産力の増加や農作物の品種改良、病害虫の予防、地力の維持などがあるが、その効果は農作物の種類や品種、土壌の性質、気象条件などで違ってくる。また、農作物をつくる耕地の条件もそれぞれ違い、その耕地に最も適切な肥料のやり方(施肥法)がいくつかある。
例えば、水田の作土全層に窒素肥料が良く混ざるように施す方法の「全層施肥」や、種子を堆肥(たいひ)や下肥(しもごえ)、馬糞、金肥(きんぴ)などと混ぜて施すやり方の「肌肥(はだごえ)」、酸性土壌を改良するため、石灰や改良資材を下層土まで入れるやり方の「注入施肥」などがある。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。