ガーデニング(園芸)用語辞典
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接触剤
せっしょくざい接触剤とは、植物に付く害虫に直接接触させることで効果が発揮される殺虫剤のことを意味している。害虫に直接吹きかけたり、害虫のいる箇所へ散布することで、気門から害虫の体内へ吸収したり、害虫が食べたりすることで害虫に作用する。殺虫剤のほとんどがこの接触剤である。
植物が吸収することで、その植物の汁を吸う害虫に作用させる「浸透移行性剤」とは違い、直接害虫または害虫のいる箇所に散布し、害虫が薬剤に接触しなければ効果が得られない。そこで、薬剤のかけむらがないよう丁寧に散布する必要がある。また、散布した部分にのみ効果が発揮されるため、一度に大量の害虫を駆除することはできない。接触剤は予防的に使用することはできないが、ピンポイントで使用することができ、即効性もある。
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