ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
節間
せっかん節間とは、茎の節と節の間のことを意味している。「節(せつ)」とは茎の葉の生えている部分のことであり、タケのように膨らんでいるかどうかは関係がなく「節」と呼ばれる。樹木では葉や枝の出ている部分のことを言う。
また、節間の距離を「節間長」と呼び、樹木では日当たりの良くない場所で育つと節間が長くなる傾向にある。これを「徒長(とちょう)」と言う。できるだけ小さく育てることを良しとする盆栽の世界では節間が長い物は評価が低く、節間が短い物が評価されている。
ちなみに、タンポポのように節間が短く縮まり、茎の1ヵ所から多数の葉が生えているように見える「短縮茎(たんしゅくけい)」と言う植物も存在。また「偽球茎(ぎきゅうけい)」と言う複数の節間が集まった物や、ひとつの節間または節間の一部からなる貯蔵器官もある。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。