ガーデニング(園芸)用語辞典
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保水マット
ほすいまっと保水マットとは、水を含んだ園芸用のマットのことを意味する。保水マットの上に直接植物を植えるだけで、土がなくても育てられる。
保水マットが活躍する場所は、土のない屋上やベランダ。土に比べて非常に軽いため、重さが心配な屋上などでも問題なく植物を栽培できる。育てられる植物はヒメイワダレソウ、タマリュウ、クローバーなどのグランドカバーの植物が多い。その中でも最も植えられているのは芝生である。
今までは屋上緑化の芝生には、軽量である理由から人工芝が用いられることが多かったが、やはり本物の芝生を踏みしめたいと考える人も多い。屋上の荷重には建築基準法が定める厳しい制限があるが、保水マットを用いた芝生の場合、水をたっぷり含んだ状態でも自然土壌の芝生のおよそ8分の1と言う軽さになるため、安心して屋上緑化・ベランダ緑化を楽しむことができる。
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