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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 生理的酸性肥料
    せいりてきさんせいひりょう

    生理的酸性肥料とは、もともとは中性だが土に施されることによってその土壌を酸性に傾ける肥料を意味する。一部の成分は作物に吸収されるが、逆に作物に吸収されにくい養分が土に残り、その結果土壌を酸性化すると言うのが原因である。
    例えば、生理的酸性肥料である「硫酸アンモニア」は土壌でアンモニウムイオンと硫酸イオンに分かれる。このうち、アンモニウムイオンは養分として作物に吸収される。一方、硫酸イオンは作物にあまり吸収されないために土壌に残留し、強酸である硫酸となって土を酸性にする。硫酸アンモニアの他に主な生理的酸性肥料として、「塩化アンモニア」、「硫酸カリ」、「塩化カリ」などが挙げられる。
    反対に、土に施されることでもともと酸性の物が中性となる「過りん酸石灰」などの肥料も存在する。

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