ガーデニング(園芸)用語辞典
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生理障害
せいりしょうがい生理障害とは、野菜や花がうまく生育しない理由のひとつを意味する。
植物が上手に育たない主な理由として、アブラムシやイモムシなどによる「虫害」、カビや細菌などによる「病気」、そして栄養失調や栄養過多による「生理障害」が挙げられる。植物が成長する上で必要な栄養素が、多すぎても少なすぎても障害に繋がるため、肥料を与える際には十分な知識と注意が必要である。主にチッソ、リン酸、カリ、マグネシウム、鉄、マンガンなどが過不足することで様々な症状が起こる。それらの多くは葉に現れるため、葉の色や状態を観察すると判断しやすい。
また、生理障害には養分だけではなく温度、水分、光も大きく関係する。それぞれの品種には適切な日照時間や水分、温度があるため、育てている野菜や花の特性を知り対応することが求められる。
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