ガーデニング(園芸)用語辞典
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西洋芝
せいようしば西洋芝とは、日本には自生していない外国産の芝生の総称を意味する。
芝生は大きく分けて暖地型と寒地型があり、暖地型は高温と乾燥に強く、夏に生長し冬は冬眠する。ノシバやコウライシバと言った日本芝は、すべて暖地型である。一方寒地型は寒さに強く冬でも青い芝生であるが、暑さが苦手で平均気温22℃以上が2ヵ月以上続くと夏枯れを起こしやすくなる。ベントグラス類やブルーグラス類と言った西洋芝は、すべて寒地型である。
なお西洋芝は冬でも青い芝生のイメージが強いが、バミューダグラス類やセンチピードグラスと言った暖地型の西洋芝もある。西洋芝は乾燥に弱い物も多く、日本芝より多くの刈り込み作業が必要になり手間がかかる。しかし、冬でも芝生は青く日照不足にも耐え、種子で簡単に増やすことができるなどの長所も多い。
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