ガーデニング(園芸)用語辞典
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生育適温
せいいくてきおん生育適温とは、野菜に取って生育に適した温度の範囲のことを意味している。生育温度の範囲内であれば植物は最も生長しやすい状態にあると言える。反対に、生育温度の範囲よりも著しく低温であったり高温である場合、植物は枯れてしまったり、生育が遅れてしまうことがある。
生育温度は野菜ごとに異なる。育てたい野菜の生育適温を把握し、タネまきや植え付け時に生育温度に気を付けて管理することで収穫量を増やすことができる。例えば、夏に収穫されるトマトであれば、生育温度は20〜30℃、秋から冬に収穫されるホウレンソウは15〜20℃である。気温が高く、暖かければ野菜の生長に適しているという訳ではない。例えばキャベツのように冷涼な気候を好み、寒さに当たることで甘みを増す物もある。
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