ガーデニング(園芸)用語辞典
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スプレータイプ
すぷれーたいぷスプレータイプとは、摘蕾(てきらい)を行なわずに、茎を上部で枝分かれさせ、そこに放射状に複数の花を付ける植物を意味する。キク、カーネーション、バラなどにスプレータイプの品種が多く見られ、それぞれスプレーギク、スプレーカーネーションと呼ばれる。スプレーカーネーションは、一本に5〜6輪の花を付ける。
本来、キクやカーネーションは脇芽をかき、蕾を小さいうちに摘除し、一茎一花にする栽培法が一般的であった。しかし、脇芽をかくなどの作業労力を減らすことが可能なことから、スプレータイプの栽培が徐々に増え始め、栽培面積が大幅に拡大していったのである。
スプレータイプは、種類の豊富さ、華やかさ、花束やフラワーアレンジメントに取り入れたときのボリューム感などから人気を博している。
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