ガーデニング(園芸)用語辞典
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頭上灌水
ずじょうかんすい頭上灌水とは、植物の水分補給や洗浄、温度の低下などを目的として、植物の上方から水を直接注ぐことを意味する。「水やり」や「給水」とも言う。ホウレン草、チンゲン菜、小ネギなどの軟弱野菜類や、ミカン、ポンカン、デコポンなどの柑橘類、育苗、観葉植物など様々な植物に行なう。
通常はジョウロやホースなどを用いて給水することが多い。ハウス栽培では作物の頭上に配管を設置し、ミストや細霧と言った細かい水滴を発生させて散水する。
その他にも様々な灌水方法があり、広範囲に均一に散水する地表灌水、ホースやチューブを用いて根域に直接灌水させる地中灌水、株もとに点滴のように均一に灌水させる滴下灌水などがある。また、水切れに弱い植物を育てる場合は、底面から土に水をしみ込ませて根から水やりをする底面灌水法が便利で、アジサイやシクラメンの栽培に良く利用される。
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