ガーデニング(園芸)用語辞典
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条まき
すじまき条まき(すじまき)とは、種のまき方のひとつで、土に直線上の溝を付けその溝に沿って種をまくことを意味する。主に大根、かぶ、にんじんなど葉菜類に適したまき方である。
種まきには種を土に直接まく「直まき」と、ある程度成長させて苗にしてから植える「移植栽培」がある。条まきは直まきのひとつの方法でその他のまき方として「点まき」「ばらまき」があり、種の大きさや成長の速度、発芽率の違いによって適切に使い分ける。
条まきのまき方は平らにならした土に支柱などを使って長い溝を付け、その溝に種をまく。種は指先をひねるようにしてまき溝に沿って重ならないように注意が必要。まき終えたら軽く土をおさえ、たっぷりと水をやる。
条まきの利点は、発芽した苗が横に並んでいるので間引きが簡単である。また草取りや土寄せ、追肥もしやすい。株間が詰まっても条間が確保されているため日照も風通しも確保できる。一列にまく物を「一条まき」、二列にまく物を「二条まき」と言う。
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