ガーデニング(園芸)用語辞典
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す入り
すいりす入りとは、主にダイコンやカブ、ニンジンなどの根菜類の中に空洞ができる現象を意味する。す入りの「す」は骨粗鬆症などに用いられる「鬆」と言う漢字で、本来はないはずの部分に空洞ができた状態を指す。
ダイコンにすが入ってしまう原因はふたつあり、ひとつは栽培中に暑さにさらされることで、ダイコンの部分に当たる根の水分が不足してしまうことが挙げられる。他にも、秋以降に霜がおりてしまうことも原因となる。
ふたつ目は、収穫後の適切でない保存方法にある。葉付きの状態で販売されているダイコンを入手した場合、そのまま保管しておくと葉の部分からどんどん水分が抜けていってしまう。これがすが入ってしまう原因となるため、まずは葉の部分を切り落とすことがダイコンを長持ちさせる対策である。
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