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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 心土
    しんど

    心土とは、耕地の表層の部分(作土)の下の層であり、耕したときにすき返されない部分の土を意味する。また、土壌層を上下2層に分けた場合の下部分である「下層土」と、一般的にほぼ同義と考えられている。
    耕地ではなく水田土壌の場合、作土と心土の間に粘土などが集積し硬くなっている鋤床(すきどこ)層が挟まっている。心土は作土に比べ有機物の含量が低く、土の色は明るい。また土壌粒子間のすき間の割合が小さく緻密(ちみつ)で硬いため、作物の根の分布は作土に比べて少なくなる。
    一方で心土は植物や作物の栽培に直接関係を持たないが、心土の性質は根の伸長や排水条件、地耐力などに大きく影響をもたらす他、養水分の貯蔵庫でもある。そのため作物の生育に重要な役割を果たしている。

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