ガーデニング(園芸)用語辞典
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深層施肥
しんそうせひ深層施肥とは、耕地の土壌のうち、耕作が行なわれる部分の作土より深い位置にある層に肥料を施す(施肥する)こと。
深層施肥は50〜70cm程の深さに掘り施肥するため、土壌中でアンモニア態窒素が硝酸態窒素に変化する硝酸化成が遅れ、肥効が持続する仕組み。また、深く耕さなくてはいけないが植物の根張りが良く、長い間草勢を保つことができる。
特に湿害や地力低下などにより、表面にシワが入ると言った品質の低下や収穫の低迷が起きていた大豆栽培に効果を出しており、育成後期の窒素量や栄養状態の改善を促し収穫量を増やしている。さらに石灰窒素の深層施肥は、石灰窒素に含まれるカルシウムがシワ粒を防ぐ効果もあると期待されている。
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