ガーデニング(園芸)用語辞典
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シンクイムシ
しんくいむしシンクイムシとは、鱗翅(りんし)目に分類される、植物の芽や果実の芯部分を食害する蛾の幼虫の総称を意味する。一般に、ダイコンシンクイムシ、ナシヒメシンクイ、モモノヒメシンクイなどの幼虫を指す。
ダイコンシンクイムシの場合、白菜、大根、キャベツ、カブ、菜っぱ等、アブラナ科の野菜に付き、5月頃から発生し始め、8〜10月頃に大発生する。生育初期の葉の裏に卵が産み付けられ芯部を食害されると、生長が阻害され芯止まりの状態となり、株が枯死してしまい被害が大きい。
シンクイムシの防除方法は、成虫が飛んできて産卵したり、卵や幼虫の付いたりした苗を持ち込むのを避けること。その他、害虫の侵入を防ぐ防虫ネットを張る、資材で畝を覆うベタがけを行なう、薬剤を用いる等の対策がある。
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