ガーデニング(園芸)用語辞典
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食虫植物
しょくちゅうしょくぶつ食虫植物とは被子植物に属し、虫を捕獲して消化するという性質を持った植物を意味する。
主に葉や茎に当たる部分が虫を捕らえるための器官であり、その種類によって様々な形をしている。
食虫植物の中でも有名なウツボカズラやサラセニアの虫を捕まえる方法は落とし穴方式で、筒状の器官に虫や小動物が落ちてくるのを待つ。また、モウセンゴケやムシトリスミレなどの食虫植物は粘着液を分泌し虫を捕獲する。ハエトリグサやムジナモは二枚貝のような形の草を持ち、虫を挟んで捕まえる仕組みになっている。
ちなみに食虫植物は虫を捕獲して消化することで一部の栄養を取りこむ。光合成をして自ら栄養分を合成する能力もあるため、補虫できないからといってすぐに枯れることはない。
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