ガーデニング(園芸)用語辞典
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ジョウロ
じょうろジョウロとは、植物に水を与えるのに使用される道具のことを意味している。漢字では「如雨露」と表記される。
ジョウロは水をためるタンクの部分と、水をかけるために筒状になった部分で構成されている。また、そのままでは水の出る勢いが強すぎるため、筒状になった部分の先に「蓮口(はすくち)」と呼ばれる物を付けることもある。蓮口には小さな穴が複数空けられ、水がシャワー状に出るようになっている。蓮口は穴が複数空いた姿が蓮の集合果に似ていることからその名前が付けられた。
ジョウロで植物に水を与えることを「潅水(かんすい)」と言い、潅水の際にはできるだけジョウロに蓮口を付けた状態であることが望ましい。なぜなら、蓮口がない状態であると水の勢いが強すぎ、泥はねや、土がえぐれる原因となるからである。蓮口がない場合は、ジョウロの水が出てくる部分に手を添えて水の流れを抑えながら潅水すると良い。
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