ガーデニング(園芸)用語辞典
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常緑
じょうりょく常緑とは、年間を通して葉の色が変わらず、冬になっても葉を落とさない植物の特性を意味している。
通常、植物は生長に適さない冬は芽吹きの春のために体力を温存する期間として葉を落として休眠する。その際、秋にかけて葉は赤や黄色などに色づき、そして冬には木から落ちる。しかし、常緑の植物は一年を通して葉の色が変わらず、冬になっても葉を落とさない。このような特性を「常緑性」と言い、常緑性の樹木を「常緑樹(じょうりょくじゅ)」と呼ぶ。その言葉通り、色が変化せずに常に緑色の葉を付ける常緑樹ではあるが、葉の寿命は永遠ではない。1〜数年と長く緑色の葉を付け、新しい葉が生えたあとに古い葉が落ちて新旧交代する。常緑の植物としてクヌギやケヤキ、シイノキ、タブノキ、ツバキ、ミズナラ等が挙げられる。
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