ガーデニング(園芸)用語辞典
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シュロ紐
しゅろひもシュロ紐とは、農業や園芸で使われる紐を意味する。漢字では「棕櫚紐」と表記する。シュロとは、ヤシ科の高木のこと。幹の下側が暗褐色の硬い繊維質で包まれており、これを剥いだ物を「シュロ皮」と呼ぶ。このシュロ皮を加工した物が、シュロ紐である。
シュロ紐は、麻紐やビニール紐などに比べても非常に丈夫で、強度があり牽引力も強い。また雨風にさらされても腐りにくいと言った耐候性もある。そのため、屋外で支柱同士を組み合わせる、植物の支柱の支えにするなど、様々な用途で活躍している。しかし、太く丈夫な反面、扱いにくさもあるので、ある程度の熟練が必要な紐でもある。そこで事前に水に湿らせてから結ぶと、よりきつく扱いやすく結ぶことができる。
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