ガーデニング(園芸)用語辞典
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宿根草
しゅっこんそう、しゅくこんそう宿根草とは、冬になると地上部は枯れるが、地下部は養分を蓄えて休眠状態で冬を越し、春を迎えると再び生長、または開花する植物のことを意味する。「多年草」、「多年生草本」、「宿草」とも呼ばれている。反対に、一年で終わってしまう草花のことは「一年草」と呼ぶ。
宿根草は毎年花を咲かせることから植え替える必要がない。手間がかからず経済的であるためガーデニングで用いられることが多い。代表的な宿根草に、キク、オオバコ、ススキ、ハルジオン、ユリなどが挙げられる。また、シュンラン、オモト、ユキノシタなどの常緑多年草は、休眠の時期に地上部が枯れることなく葉を残して冬を越す。一般的に宿根草類の植え替えは休眠状態の時期に行なうと良い。
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