ガーデニング(園芸)用語辞典
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種子植物
しゅししょくぶつ種子植物とは、子孫を残すために種子を作る植物を意味する。
種子植物は花を咲かせることから、かつては「顕花植物」と言われていた。しかし種ではなく胞子で繁殖するシダ植物の中にも器官学的に花とみなす物を作る種類もあるので、「種子植物」と言われている。
種子植物はさらに被子植物と裸子植物の2種類に分かれ、これらは全植物の約8割を占めている。被子植物と裸子植物の違いは花のつくりにある。胚珠が子房におおわれている物を被子植物、子房を持たず胚珠がむき出しになっている物を裸子植物と言う。この胚珠が種子に変化する部分であり、子房は果実へと変化する。すなわち、被子植物は実を付ける植物とも言える。そのため受粉の方法も被子植物と裸子植物では異なり、主に被子植物は昆虫や鳥が媒体となり、裸子植物は風で花粉を飛ばすことにより受粉をする場合が多い。
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