ガーデニング(園芸)用語辞典
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種子消毒
しゅししょうどく種子消毒とは、種子、球根、種物などが発芽から幼苗期にかけて病原体に感染したり、発病したりするのを防ぐために行なわれる処置のことを意味する。発芽から幼苗期にかけて病原体に感染することを「種子伝染」と呼ぶ。
種子消毒には、薬剤を用いる方法と熱消毒する方法がある。薬剤を用いる場合、薬剤の種類に応じて濃度や使用時間を調節して消毒を行なう。また、薬剤の種類によって使用中の適温があり、適温でないと防除効果が下がってしまうため、温度管理が重要となる。さらに、時々混ぜるなどして十分に薬剤を付着させる必要もある。
病原体に対して適当な薬剤がない場合、その中でも特に種子の内部に侵入している病原体に対しての適当な薬剤がない場合には熱消毒が用いられている。
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