ガーデニング(園芸)用語辞典
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種子系
しゅしけい種子系とは、種から育てるタイプの植物を意味する。種子からの発芽によって育った植物のことを「実生(みしょう)」と言うため、別名「実生系(みしょうけい)」とも呼ばれる。一方、挿し木や挿し芽、株分けなどの栄養繁殖で殖やした植物のことは「栄養系」と呼び、区別している。
種子系・栄養系ともに繁殖が行なわれている代表的な植物に「コリウス」がある。コリウスは熱帯・亜熱帯地方原産のシソ科の植物で、暑さに強いため真夏のガーデニングに人気の花。もともとは種子系として種子から繁殖されていたが、品種が豊富で草丈の高い栄養系コリウスの人気が高く、主流である。しかし種子系でも栄養系でも育て方に大きな違いはなく、種から育てる喜びを感じたい人などに一定の人気を誇っている。
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