ガーデニング(園芸)用語辞典
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主枝
しゅし主枝とは、主幹から直接枝分かれして伸びている主要な枝のことを意味する。下から上に向かって「第一主枝」、「第二主枝」、「第三主枝」と呼ぶ。また、主枝から出る枝を「亜主枝」と呼び、亜主枝も主枝と並び樹木の大きな骨組みとなる。さらに亜主枝から出る枝を「側枝」と呼ぶ。
元々果樹の主枝は大量生産を行なうため非常に重要な大黒柱となる枝であった。果樹栽培の傾向が「量より質」の生産体制となってきてからは、作業のしやすい樹形に切るなど、剪定されることも増えてきた。しかし、主枝は受精の調節弁を果たす大切な枝であることには変わりない。あまり切りすぎると他の枝が乱立し良い実が付かなくなってしまうため、乱雑に切り落とすことなく、樹木に合った正しい剪定を行なう必要がある。
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