ガーデニング(園芸)用語辞典
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就眠運動
しゅうみんうんどう就眠運動とは、植物の葉や花などが昼夜の周期的な明暗に合わせて開閉などの運動を行なうことを意味する。「睡眠運動」や「昼夜運動」とも呼ばれている。また、光の強さが刺激となり植物に起こる反応のことは「膨圧運動」や「成長運動」と言う。
就眠運動を行なう植物として有名なオジギソウの場合、左右対称にある複数の葉が、昼間は葉の表を上に向けた状態で約180°開いているが、夜暗くなると左右の葉の表を合わせ閉じた状態となる。この他にもチューッリップの花が、朝になると開き夕方になると花を閉じると言う現象や、インゲンマメなどマメ科の植物の葉が、日中は立ち上がっているのに夜になると垂れ下がると言う現象も就眠運動として知られている。
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