ガーデニング(園芸)用語辞典
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集散花序
しゅうさんかじょ集散花序とは、花軸の先端が花となってその生長が止まり、また主軸から分かれた側枝の先端も花となり、その形式が反復される物のことを意味している。花がすべての茎頂(茎の先端)に付くことで生長が止まることから「有限花序」とも呼ばれる。また、例外もあるが、花が先端から基部に向かって咲くことから「遠心花序」と呼ぶこともある。
集散花序はシクラメンやチューリップのように茎の先が枝分かれせず、先端にただひとつの花を付ける「単頂花序」と、ゴクラクチョカのように側枝が一節ごとに1本生じる「単出集散花序」、ベゴニアのように一節に側枝が2本生じる「二出集散花序」、ミズキのように一節に側枝が3本以上生じる「多出集散花序」に分けられる。
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