ガーデニング(園芸)用語辞典
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雌雄異株
しゆういしゅ雌雄異株とは、株によって雄と雌に分かれる種類の植物を意味する。対義語として「雌雄同株」という言葉があり、これはひとつの花におしべとめしべが存在する両生花を持つ植物を指す。雌雄異株の植物はほとんどの動物がそうであるように、雌と雄とでそれぞれ異なる生態を持っている。
雌雄異株を代表する植物としてよく知られているのが、イチョウやサンショウ、キウイフルーツなどの植物。これらはすべて実が食用にされるが、注意しなければならない点は雌の株しか結実しないということである。
反対に、イチョウの木が街路樹として利用される場合などは、銀杏が落ちて道路を汚すことや銀杏独特の香りが広がるのを避けるために、雄の株が選ばれることが多い。
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