ガーデニング(園芸)用語辞典
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遮光栽培
しゃこうさいばいシェード栽培とは、花芽を付ける頃の植物を黒い布や黒いビニールなどで覆い、日照時間を短くする栽培方法のことを意味する。短日植物の開花を早めるために行なわれる。「遮光栽培」とも言う。短日植物とは、日照時間が短くなると開花する植物のことで、キク、コスモス、ポインセチアなどが当てはまる。
シェード栽培は、植物は昼の長さの長短によって開花すると言う光周性を利用した方法。これをすることにより、秋から冬にかけて開花する花を夏に咲かせることができる。それには、夕方から植物を覆い、朝8時頃に覆いを外すと言う方法が一般的。植物によって要する期間は異なるが、20〜60日程必要である。
また逆に、光を当てて成長を促進させる方法もあり、「電照栽培」と呼ばれる。
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