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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • ジベレリン処理
    じべれりんしょり

    ジベレリン処理とは、植物ホルモンであるジベレリンを使い、ブドウを種なしにする、ブドウの成長を促進させるなどの方法のことを意味している。
    ジベレリンは本来、植物自体が持つホルモンのひとつ。植物の成長の促進や落葉の抑制、休眠打破の促進等に作用している。農薬として使用されるジベレリンは粉末状になっていて、ジベレリンの生成能力が高い菌を発酵培養することによって作られる。このジベレリンを水に溶かしたジベレリン溶液にブドウの花を浸すことで、ブドウを「種なし化」することができる。これを「ジベレリン処理」と言う。この作業はブドウの房ひとつひとつに手作業で施される、大変手間のかかる作業。ブドウの中でもジベレリンに対する感受性が品種によって異なり、デラウエアのように種なし化しやすい物と巨峰のように種なし化しにくい物が存在する。

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