ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
芝生
しばふ芝生とは、運動、観賞、スポーツ、地表面保護などの目的で、イネ科の芝(または芝草)を一面に植えてあるところ、またはその物を意味する。
芝生は大別すると西洋芝と日本芝に分かれ、さらに西洋芝は、暖地型芝生(夏型芝)と寒冷型芝生(冬型芝)に分かれる。日本芝はその名の通り日本で生育している日本の気候に適した種類。生育温度は23〜35℃と高く、多湿にも強く丈夫な種であるが、冬には枯れるため常緑ではない。対して西洋芝は常緑の種類もあるが、夏の暑い時期には少し弱る。寒冷地型芝生は生育温度が16〜24℃で、1〜7℃の低温にも耐え得るため、冷涼地でも生育可能である。日本では北海道で見られる。
芝を張る方法には二種類あり、種を蒔く方法と、芝生が長方形にカットされたマット芝を敷いていく方法である。マット芝を敷いて育てる方が早く簡単であり一般的。敷いたばかりの芝生は乾燥しやすいため、水の管理が大切になる。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。