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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 自動灌水
    じどうかんすい

    自動灌水とは、草木や農作物に自動で水を供給することを意味する。植物を育てる上で水分は重要な要素であるため、灌水も同じく重要な作業と言える。
    公園や温室内など、広い面積に植えられた植物に対する灌水は大変な労力が必要で、古くはホースにより灌水が行なわれていた。しかし戦後になると自動灌水のための設備や装置が開発され、自動灌水が可能となった。植物の水分減少は葉が受ける日射量に平行しているため、受光量に平行してミストやスプリンクラーで一定量の水が自動的に与えられる装置が利用されている。
    カーネーションやキクの施設栽培では、ベッドに取り付けられたパイプ灌水が自動灌水または半自動灌水で行なわれる。またメロンなどの果菜類は灌水量が糖度に大きく影響を与える。そのため、土壌水分センサーや日射計、植物の重量変化によって灌水量を決定するような自動灌水装置が実用化されている。

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