ガーデニング(園芸)用語辞典
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湿度不足
しつどぶそく湿度不足とは、湿度の低下により植物の水分が足りなくなり乾燥してしまうことを意味する。生育不良などの原因となるため、特に、屋内で育てる観葉植物は湿度にも注意が必要である。
観葉植物はもともと、熱帯や亜熱帯の地域で自生している植物を鉢植えにして楽しむ物。そのため、冬の寒さや日当たりなど、それぞれに合わせ環境を整えることが必要であるが、高温多湿な熱帯由来であることから、湿度の管理も重要となる。観葉植物の水やりは、土が乾いてから2〜3日後に鉢底からあふれるぐらいの水をやるのが一般的。それ以外にも、葉の大きい種類には「葉水(はみず)」と呼ばれる、葉や茎に霧吹きで水を吹きかける行為も非常に有効である。熱帯は多湿であるため、植物は常に水を多く含んだ状態とされる。屋内で育てる場合、その湿度不足を補い、あるべき状態にできるだけ近づけるよう環境を整えると言う意味がある。
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