ガーデニング(園芸)用語辞典
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シダ
しだシダとは、一般的に「シダ植物」と言われる分類に属する植物を意味する。
シダ植物の特徴は、維管束植物であるが種を作らず胞子で増えること、根・茎・葉の区別があること、有性生殖と無性生殖とを交互に繰り返すことなどが挙げられる。昔から人とのかかわりも深く、ワラビやゼンマイ、クサソテツなどはいわゆる山菜として食用にされている。これらもシダ植物の一種であり、また正月飾りに使われるウラジロも同じくシダ植物である。
さらに観葉植物としても重宝され、1年中緑を楽しむことができる常緑性のトキワシノブやダバリアなどは人気が高い。日陰でややじめっとした場所を好む性質のため、観葉植物として育てるときは直射日光を避けて乾燥に注意し、こまめに霧吹きで水をやることがうまく育てるコツである。
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