ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
支根
しこん支根とは、主根から分岐して側方へ伸びる細い根のことを意味している。主根の皮層(ひそう)や表皮等を貫通して表面に出てきた根である。
支根の先端はさらに細かく枝分かれしており、そこから土中の水分や養分を吸収している。「側根(そくこん・そっこん)」または「枝根(えだね)」とも呼ばれ、種子の胚から伸びた幼根が発達し、茎と連なって主軸となるのが主根である。その主根と主根から生じる根である支根を合わせて「定根(ていこん)」と言い、それ以外の根のことを「不定根(ふていこん)」と言う。
単子葉植物の多くは主根の生長が早くに止まるため、主根は太くはならず、不定根が良く発達してひげ根となる。そのため、主根と支根との区別がつかなくなるのだ。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。