ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
散房花序
さんぼうかじょ散房花序とは、花の付き方を意味する言葉である。下方にある花柄(先端に花が咲く柄)から順に花が咲いてゆく「無限花序」のひとつ。花軸(花柄が付く茎)に多くの花が付き、花軸に対して下から上の順に花柄が付いていく。その花柄の長さは下に行く程長くなり、すべての花が同じ位置に咲いて小花の集合体が水平または半球状に並ぶ。
散房花序は、コデマリやナズナ、シツケ、アジサイ、タニウツギ、ペンタス等に見られる。フジやウワミズザクラ等のように小花が長い円錐形または円柱形に並ぶ「総状花序」と、サクラソウやヒガンバナ等のように花柄の長さが下の物程長く、小花の位置が上方で平らに揃う「散形花序」の中間にあたる花序である。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。