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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 残存植物
    ざんぞんしょくぶつ

    残存植物とは、限られた狭い地域でしか見られないが、かつては広い地域で分布していたと考えられる植物のことを意味している。「残存種」とも言う。
    残存植物として有名な物にメタセコイアがある。日本各地にはメタセコイアの化石が残っており、カナダの北部やシベリア、グリーンランド等の北半球の北極周辺でも化石が出土しているなど広く分布していたことが分かる。当初、化石として発見されていたことから絶滅種であると考えられていたが、中国の四川省にて発見されたことで現存する種であることが分かったのである。
    また、イチョウも同じく残存植物であり、中生代から新生代にかけて世界的に広く分布しており、日本でも北海道や山口県でイチョウの化石が出土した。残存植物であるメタセコイアやイチョウは「生きた化石」とも呼ばれている。

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