ガーデニング(園芸)用語辞典
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酸性土
さんせいど酸性土とは、pH(水素イオン指数)が6.5以下で酸性反応を示し、酸性に傾いている土壌のことを意味する。
もともと雨の多い日本の土壌は酸性であり、雨が降ることで土壌のマグネシウムやカルシウム分が水に流されて酸性土となる。野菜の根を傷める、根が花を咲かせるための肥料となるリン酸の吸収を妨げるなどの被害を与えるため、特に野菜を育てる土壌としては向いていない。そのため、植物を植える際には、育てたい植物に適したpHの土壌にしておくことが重要である。
また、酸性の強い土壌をアルカリ性に近付けたいときは、石灰を散布すると一時的に中和される。しかし、雨などによって再び酸性に傾くため、そのつど土壌のpHを調整する必要がある。
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